1月30日 未来の食卓!!

14:30 未来の食卓 サールナートホール
映画はユネスコでの会議の模様から始まった。
そこでは
・ヨーロッパでは癌の70%が環境と食料に原因がある。
(ニューイングランド ジャーナル オブ メディシン)
・ヨーロッパでは毎年10万人の子どもが環境が原因とされる病気で
死亡している(ランセット誌)
・フランスでは過去25年で男性の癌の罹患率(なる率)が93%
増加した。(フランス国立衛生監視研究所)
・過去50年で精子の量が50%減少した。
(ブリティッシュメディカルジャーナル誌)
・地球全体で年間1億4000万トンの化学肥料が散布されている。
(国連食料農業機構)
フランス、ガール県/バルジャック村
人口3万人、ブドウ作りが盛んな小さな村で物語は始まった。
63%の村民が所得税免除の低所得者でもある。
2006年、バルジャックの給食センターはオーガニックを導入。
有機栽培で育った食材、なるべく地元の食材を使った給食を
県内公立校3校、私立1校、村の一人暮らしの高齢者に200食
届けることで始まった。
エドゥワール・ショーレ村長
「我々は独自の方法を選んだ。オーガニックには費用が掛かるというが
人の命と健康の代償は一体幾らだ?
費用の事は心配しないでいい。
相談相手は自分の良心、それしかない。」
ルイ・ジュリアン(オーガニック農家)
「死んだ土で育った植物は不健康だから、農薬がいる。
全てはそこから始まっているんだ。」
オーガニックとは?(こども)
自然のまま!
この映画では食を通じて環境問題や自然の大切さ、
強いては人の繋がり、モノ依存からの社会から脱却するという
素晴らしいドキュメンタリーのストーリーでした。
ショーレ村長と13人の議員がオーガニック給食を決め、この
事業が広がり、世界中から注目を集めた。
政治が如何に重要であるか、再確認致しました。

記憶に残った話。
戦前よりも今の子どもの方が健康ではない。
反対「昔よりも長生きするではないか」
それに対して「今、その頃生まれた人が長生きしている。今の子ども
たちがこのまま大人になれば分らない。」(ユネスコ)
オーガニックは高いというが、農薬や化学肥料を使った栽培には
それら自体に補助金が出ている。
だから補助金などを差し引いたら、オーガニックよりも高いので
ないか(村長)
今、子どもの癌や白血病が急激に増えている。
そして発表される。
国連食料農業機関による2007年5月3日の報告:
「有機農法の方針に従えば、地球における耕作可能な土地全てを
利用する事で全人類に食料を提供する事が可能である。」
私たちは未来に何を選択しますか?

~17:00
南中 同窓会準備
19:00~ 同窓会
最高に楽しかった。
成島先生、元気になって良かった。
同級生は最高です。
~02:00