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明日19日 本会議にて平成21年度決算に反対討論を行います

月議会 反対討論

議会は10時からです
傍聴可能になっております

お気軽にお越しください

反対答弁の内容を記載します


平成21年度は2005年政令市移行後
平成17年に採択された第1次総合計画から5年
1次総の最終年度でありました。
 
 5年間の財政計画では歳入、歳出を1兆2183億円余としておりました。
 5年後の歳入は1兆3722億円、歳出は1兆3298億円
計画よりも歳入歳出が約1000億円増額になりました。
 歳出に関しての要因は建設費約630億円余の増額、それを賄う収入は国庫支出400億、地方債の増加、約300億円がありました
 
これら建設費は合併特例債、臨時財政対策債を利用し、
将来的な市の財政負担が無いと想定される方法で支出されました。

但し、合併特例債でも70%を、交付税を計算する際の基準財政需要額に算入されると云うものであり、静岡市のように財源不足が比較的少ない自治体では、国が交付税総額を削減しようとしている現状から、戻ってこない可能性も十分考えられます。


 静岡市では1次総は基盤整備としてほぼ毎年、民生費を上回る規模の土木費を投じて、大規模建設事業を多数 行ってきた訳です。
 
 そして平成21年度、決算後の市債残高は一般会計が約3784億、特別会計、企業会計を合わせると平成21年度でついに6000億円を超える借金を静岡市は抱える事になりました。

 総務省の数値的には問題ないとされるものの、我々議員は2元代表制の元で「後世に負担を先送りにしないよう」チェックしなければならないと強く認識しているところであります。 

 また平成21年度は政権交代も行われました。
国土が24倍、人口が2倍のアメリカ合衆国と同量のコンクリートを毎年、使用してきた日本が果たして「コンクリートから人へ」と掲げた、公共事業中心の政治体制から、国も地方も転換を図れるのか、ばらまき政策ではない地方分権、地域主権、その上での「新しい公共」が今後どのように進むのか期待しているところであります。

 前段が長くなりましたが
平成21年度決算を反対する立場として3点理由を述べさせて頂きます

まず、理由の一つ目に

不適正経理に伴う返還金

不適正経理の内容については
伝票にドッジファイルと記載されながらも、実際はパソコンを購入していたなどの「差し替え」
「業者に対しての預け」があった事は以前、総括質問の中でも指摘させて頂きました。

~(省略)
先日の会計検査院の報告では「2008、09年に会計検査院の調査で38道府県と2政令指定都市の不正経理が見つかった問題で、新たに9都県と16政令市で計約12億円の不正経理があったことが今年の調査で分かった。」と公表されました。
 
もちろん、「新たに」の中に静岡市も入っております。
 国庫補助金に関係する不適正経理はどこでも有るかのような認識ですが、不適正な経理の指摘を受けた他都市では「職員からの求めに応じて不適正経理に関わった自治体の競争入札参加資格者に対し、業者の指名停止措置を行う」、「関係職員の懲罰」などを結果に対しての対処を実施しております。

反対の理由として
1 
差し替えして購入した物品がどこにあるのか、物品台帳がないので分からない。税金の利用がこれでいいとは思えません。
 
2 
次に不適正な経理が起こった事への対処をしていないことです。
静岡市は「職員、関係事業者への一切の処罰を行わない」としておりますが、市民の税金の適正な利用でなかった事を真摯に受け止め、関係者の責任対応を取るべきだと私は考えます。
    
差し替えて買ってが、モノの所在が分からない、このような市民から徴収した税金の不適切な利用に対しての行為、市民への明確な対応策も伝えないままで、返還した平成21年度決算について反対致します





次に静岡市で初めて行われたPFI事業。
 文化振興費委託料として計上してある「清水文化会館建設工事」について反対の意見で述べさせて頂きます。

(~省略)

反対理由の一つ目は
 
 3カ月で150%の建設費の上昇を「鋼材等の資源が上がったので変更しました」では納得できなません。
今回の文化施設建設費に占める鋼材の価格は約10%と説明を受けており、66億の建設費の10%、6億6000万円を加算しても72億6000万円。変更後の94億とは22億円も乖離しております。
では、22億円はどこに行ったんでしょうか。

(省略)
 
2つ目に 
  当局としての債務負担行為の見込みの甘さがあったのではないか

  たとえば始めの平成19年3月29日時点での、公示価格が間違っていたのではないか。
  3カ月で変更した理由を「とても事業が出来る予算ではなかった」という説明なら、まだ分かりますが
現時点ではこの点についても不確実です。

法の上でも「行政は,常に税の使い道や成果について市民に説明し,成果を達成する責務を負う」とされており、この事業の入札時の債務負担行為額の変更について、とても義務を果たしているとは考えられません。
これらのことから文化振興費委託料として計上してある「清水文化会館建設工事」に関わる決算について反対致します。


3点目に
新型インフルエンザワクチンに関する支出が含まれていることです

新型インフルエンザの脅威があおられましたが
キャンペーンされたようなパンディミックはあらわれず、危機管理という形の過剰な対応であったと事を今後の教訓として反省しておく必要があると思います。いくつかの事例で指摘しておきたいと思います。

1、昨年の新型で亡くなられた方は日本全体で202人、2008年272人、近年の最高は2005年の1815人。季節型インフルエンザよりも死亡者数は少なかったと云う事実です。

2、幸いにも輸入ワクチンを使用されなかったわけですが、契約は9900万人分の1126億円、最終的に海外2社への支払いは違約金含め945億円を支払いましたが、無駄な支出ではなかったでしょうか。

3、静岡市において優先順位を付けたワクチンの低所得者対策として接種率80%で7万1232人を対象に4億3800万の予算措置をしましたが、実際に申請は2059人で800万の支出、不用額が4億3000万という結果にも表れています。


4、もともとインフルエンザワクチンの有効性については、前橋市医師会の1981年から5年間に渡る疫学調査によって極めて疑問であることが明らかになっています。今回も静岡市でも、7万人の方がワクチン接種し11万人の方が罹患(りかん)していますが、いまだ有効性についての結果が公表されていません。

5、副作用情報の一般情報の公開は進んでいますが、肝心のワクチンで亡くなった、実態が非公開であったり、あるいはタミフル使用の問題点が明らかにされていない現状があります。社会的費用と社会的損失をきちんと評価する必要があります。




 最後に簡単なことではありますが付け加えさせて頂きたいと思います。
一般会計予算の約15%、400億円を超える補助金についてですが、21年度決算に対する包括外部監査から指摘があります。

 その指摘とは244事業ある補助事業の内「約4割が交付要綱に使用目的を明記されていない」「約50%の補助事業で効果の測定がない」「7割の補助事業で具体的な成果指標を示されていない」「市が定める補助金の廃止基準に当てはまっていても、何十年と補助金を拠出している」など、信じられない状況です。

 3年前の市監査員からも指摘されております。
この平成21年度決算時において静岡市包括外部監査人から包括外部監査の結果に関する報告書に丁寧に分かりやすく説明が書かれております

 これも2000万円以上かけて監査を依頼している訳で、対処しなければ、また税金の無駄遣いになりますが、取り組めば新たな財源を生みます。
 
 ぜひ、補助金からでも「事業仕分け」をして逼迫する部所の財源に充てて頂けたらと思います。

 最後に市債残高等からもわかるように、私たち議員も考えなければならないと思います。
 
 箱を作れば人が来る、活性化などという安易な考え方は辞めるべきです。
議員が市民からの要望を当局に出す、市は施設を作る、利用率が悪ければ職員を責める。職員も事業評価をするのは当然ですが「施設の要望など出した議員もそれについての事業評価をするべきではないか」と考えます。
 
今後は如何に無駄に税金を使わずに、市民とこの静岡市をより良い街にして行けるか、ここにいる皆さんのアイデアで勝負する時代になったと感じております。
 
 以上で会派 虹とみどりの反対討論を終わります

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プロフィール

けいすけ30歳

Author:けいすけ30歳
97年 インドネシア (本当の人間的な豊かさとは)
99年  インドネシア (私たちが引き起こす環境破壊)
00年  オーストラリア  (限りある豊かな自然)
01年 オーストラリア (人間とは何か)
03年
04年 種子島 (素晴らしきスローライフ)
  自然と共に、自給自足のスロースタイルな生活を送る。
05年 静岡大学人文学部経済学科入学
08年  「静岡大学 太陽光発電導入の可能性」学内論文発表会で優勝。
 学生、職員、教員からなる「環境を考える会」設立(会員 約100名)
  経済産業省 省エネルギーセンターで省エネに関する学生初の研究発表。
09年 国立静岡大学
 人文学部経済学科 3月卒業

パーソナルデーター
職歴:農業、建築土木、製造業、飲食業、自営業
特技: サーフィン 、ギター
家族: 父 彫刻家(チェーンソーアーティスト)
     母 小学校教員(音楽教師)
     弟 八百屋
     愛犬
好きな言葉:  「まずは自ら」
   

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